あとがき【旅人は強さを求める】

あとがき雑記

 紅蓮メインストーリー中の脳内補完SSを書きました。ゴウセツとヒエンの口調間違えてたらごめんなさいね……。

 本当はアンナのお兄ちゃんの話を書きたかったんですけど前から書いてたやつが形になったので先に公開。

 前半だけの予定だったけどやっぱり軽くゴウセツとアンナの命の恩人であるリンドウの話を書きたかった。

 アンナは自分の力を過信しすぎて舐めプして盛大に負けたので滅茶苦茶震えていました。今までもそりゃ陰謀に巻き込まれて逃げたり負けてたけど神龍は最初から戦う相手じゃないって思ってたし、二度はなんやかんや勝ってるので。でもゼノスはマジで二度目も負けたし仲間が壊滅したので精神的ダメージは半端ない感じ。これはそろそろ本気を出すべきか? でも下手に槍を持つのはコワイって思ってます。リンドウから伝授してもらった奥義は最初こそ嬉しかったけど旅を続けるうちに自分を変質させたのでトラウマになっています。中々教えたがらなかったのはこれが理由かあってだいぶ経ってから痛感するみたいな。
 そしてアンナは実は耳が弱点という要素のため重要な時以外はリンクパールを外している設定です。何か耳に直接入ってくる感じがゾワゾワするんだって思ってます。リンクシェル=サーバー、リンクパール=通信機とのことなのでリンクシェルに登録して分岐した分がリンクパールに伝わるとかそういうのでいいのかな?って感じ。
 シドの元気づける言い方としましては、実際今のアンナはシドや暁の面々がいるという差は埋まらないんだぞただの雑魚の集まりじゃねえんだってアンナを元気づける感じ。装備の調整してやるから! ってシドは言ってるけど実際70になって着るのはスカエウァ装備なんですよねえ。こいつは嫉妬しちゃうね。
 アンナ的にはいつものセリフも言って貰えたし効果てきめんでした。多分この時シドから通信が届いてなくてももしかしたら自分からやっていたかもしれません。

 後半はヒエンとゴウセツが訓練中で話しているところにお邪魔したアンナって感じ。リンドウ初めて喋ったね。それで少々設定公開となります。

>>リンドウの設定メモ

  • リンドウはかつて龍殺しのリンドウと呼ばれ、英雄扱いされていた。若い頃はまあ妖魔討伐のプロって感じだったんですけど無力だった村の人達のためにモンスター討伐するエオルゼアでいう冒険者みたいな感じ
  • 剣技だけでなくエーテル操作にも長け以前出た刀にエーテルのようなものを纏わせ斬り捨てる奥義も修行の成果。それを彼は【気迫】と呼んでいました。ひんがしの国だけでなく外の世界の知識も教養として把握していた為各地の自警団の名誉相談役も担っていた。しかし何らかの事情で冒険者や相談役は引退。嫁や子供も捨て無名の旅人として生きると周りに言っていました
  • それから彼はオサード大陸各地を旅をしていました。そこで行き倒れたアンナと出会います
  • アンナと人助けの旅をしていた所妖異退治をお願いされ、リンドウの反対を押し切り飛び出したアンナは大怪我を負います。そこでブチ切れたリンドウは彼女の前で初めて奥義を用いた剣術を披露。それを見たアンナは彼の剣術に憧れ反対されながらも弟子になりました。彼女が用いたのは槍でしたが、彼の奥義を完全に会得したのです。リンドウは飲み込みが早すぎる少し怖い子だと思っていました。
  • 成人し、森を懐かしむアンナにグリダニアへ行くのを勧めたのもリンドウ。エオルゼア便の船を準備してあげました。しかし船は転覆して生死不明になった事を知ります。それから18年塞ぎ込みながらも彼女の魂を鎮める旅をする事を決心します。
  • しかしその後病気を患い、家族が住んでいる場所へ戻ってきます。嫁も彼の事を一切忘れず女手一つで子供を育て、孫も誕生し涙を流していたと言われています。少し離れた山の中で終の棲家を作り、療養生活を始めます。
  • 第六星歴1550年。迫りくるガレマール帝国を退けるための知恵を拝借しようとゴウセツがその場所に訪れますがリンドウはやつれ切っていました。そこで自分はもう長くない、そして生きていたアンナがどういった事を外でやらかしているのかを知り後悔する姿を見てしまいゴウセツは涙を流します。
  • そして89歳、ドマがガレマルド帝国に占領された3年後に息を引き取りました。彼が棲む家周辺は何故か帝国の戦禍を免れていました。毎日のように彼の墓へ人が訪れ、帝国もこの場所だけは手を出せなかったそうです

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 まだいくつか出してないものはあるけどそれは多分別のお話で触れるしいいかなって感じ。

 ゴウセツは若い頃にリンドウの戦いを見たことがあったのでそれを再現する感じで教えます。アンナはあっという間にそれを真似してみせます。あとはこれをどうアレンジするか、そしてゼノスにぶつけるか慣らしながら考える日々が始まるのをアンナはワクワクしてるよみたいな。

 そしてこの話を経て過去作の【旅人は過去を懐かしむ】に繋がります。

 とりあえず漆黒以降のお話を書く準備は整ってきたような気もします。まあ書きたい話はあるんですけどね。