間に数本書いてるけどそれは割愛して長い文章のあとがきです。
シドから見た自機♀みたいなお話。新生の出会いからアルテマウェポン破壊まで振り返ります。振り返っている時の時間軸はまだ定まってません少なくとも漆黒以降になります。でもそういう要素を出さずに書いたので大丈夫かと。殴りたい……蹴り飛ばしたい……ばっか後悔してる感じしかしないのは気のせいです。
まずはマルケズとして出会った時の話。何か色々と脳内補完しようと思って出しました。
暗闇が嫌いなアンナと隠れ暮らす自分にとって暗闇は落ち着くと表現するマルケズという対照的な感じなのかなーって。あと迷子。そんなに滞在してる感じではないと思うので3日目夜というのはギリギリな塩梅かと。過去視でリウィアが蛮神殺しとか言ってるけど実は自分の過去を知ってる上官に事実を隠された上で自分を捕まえに来たんじゃないのか? って思っていました。違うみたいだって教会の中で結論付けて少しずつ機嫌がよくなるって感じ。
この地点で思わせ振りなこと言って惑わせるの本当に悪い人だね、このヴィエラ。完全に無意識にやってます。
次は記憶を取り戻した後の2人。以前書いたアンナがこいつあの時の子供かー!ってなってついうっかり口を滑らせていますがシドは気付いてないのでほっとした所をシド視点で。アルフィノは教会で仲良くなったんだなあ位に見ています。
女性である事を思い出したというのは失礼極まりないけどそりゃ狩りに行く姿が凛々しすぎて忘れてたって感じで。星空の夜から女性らしい部分はまた消えて平常通りだったと。
そしてアルフィノ膝枕したい、という個人的な欲望がチラッと見せしまいました。青年にとってアンナはミステリアスお姉さんって印象付けられます。
ガルーダ戦でのアンナはメタ的に言うとヒーラーだったらシャキるの早いからコンテンツファインダーの時は白魔でいましたって感じ。あるダンジョンでそんなに回復ばっかしなくていいですよーってアドバイスされたんだよなーという思い出を目に見えて分かる感じに書きましたってやつ。初心者あるあるですよね、うん。
年齢の話としてはまあ本当にどの位旅をしていたか自覚してないので(めっちゃ彷徨ってた!位)適当言うのを呆れる所を書きたかった。それだけ。アンナ兄の話は次に書きたいなって思ってる。
レヴナンツトールにて作戦準備を進めていた話。ここでシドは何となく冒険者になった動機を教えてくれる程度には話をするようになってたじゃんってやりたかった。アンナとしては別にエオルゼアに来てからの話位なら聞かれたら話すよってスタンスだったんですけどね。ニクス肉料理は通りかかるたびに舌で引っ張り込まれないように走ってた思い出があるのでその腹いせに。あのカエル嫌い。
そしてメインルレ範囲内の話。レベル条件は50で侍開放条件もファイター50なのでここで刀を持ったんだよってやる事に。自分が始めたのは漆黒以降だから自分の時空では侍になれるんだよ、うん。
柄からグリップを愛しそうに撫でるのはただのフェチ的要素です。この地点で一度爆発しかけた事にしようってなりました。いやあ白魔やるより侍やってる方が性に合うなあとプレイヤー的にも思ってた要素を入れただけなので特に気にしないでください。
まあそんな印象を抱いていたのだから近い未来に「【気迫】? 何それ見てみたいぜ」って思うのは仕方がないって事。
魔導城攻略中はガイウス、ネロの話を聞いたアンナはシドが心配になった。それで元気付けるために色々声をかけてたんだよと脳内補完した話。ネロ相手に関しては最低だなっていう自覚はあります。
だって近接メレーが時々リンクパールに手を当てて目の前で悪口言ってるとかタンク強攻撃来ても文句言えないだろと。でもアンナ的には第一印象をそのまま言っただけだしシド落ち込んでるだろうなあモニター室に1人残してるの心配だと思った優しさでやらかした事なんですよね。戦いに集中しろや!ってまた妨害電波入れてブチ切らせるのは絶対にネロならやる。
ここのカットシーンである「いいか、死ぬなよ生きて帰って来るんだ」は以降のアンナにとって活力の源になっています。この時点でアンナ自身も自分のシドに対する想いが分からないけど何か変化してると自覚はしていて。やばいと思ったのか何かあるごとに【旅人】ではなく【無名の旅人】と言うようになります。でも頼られたら身体が勝手に動くしお礼を言われたら嬉しいなという面もあったり。
間にあえて入れたアンナの独白。彼女からギャグが抜けるだけで一気にシリアスに。アルテマで「え、シド大丈夫なん?」って当時思ってた要素を入れました。本当は独立させて1本作るべきなんだろうけどそこまで行ったら蛇足になるなと思い挟み込む感じ。ちなみにここでガイウスはアンナに対して「まさか……」と思われてしまっています。何を見たのかはまだ出せないです。言えることは慣れない武器では現れる事がなかった命の恩人に教えてもらった【気迫】と【超える力】によるバフで一瞬意識が飛びます。
そして後日談。またガーロンド社の社員紹介してやるぜーっていう話は絶対入れとかなきゃって思った。アンナ的には自分が守る人たちを下見に行くようなものです。いや本当はシドは約束を思い出していないから守ってやる必要は無いけれど律儀な所はあるのでワクワクはしていました。
何が言いたいかというとシドはヒロインですよ。設定抜きに主人公達の無茶に答えて走り続けてくれた人ですし。彼が最終決戦への道を作って、ヒカセンが破壊するんです。でもちゃんと芯があってかっこいい所も見せてくれる。弱い所もあり、葛藤しそれを払拭するイベントもある。いいバランスなキャラだと思いますよ。最終的に便利すぎてシドえもん扱いですけど。大丈夫? 会社の方採算取れてる?